「東京スカイツリー」と「武蔵」
先日、武蔵大学栃木支部の同総会があり出席してきました。老舗酒饅頭・湯沢屋の高村君から、１０年以上前から誘われておりましたがなかなか都合がつかず、卒業して３０年以上経って初めて参加しました。この日は、講師に坂巻信昭様をお迎えし、「東京スカイツリ―プロジェクト」の講演を賜りました。坂巻様は大学の先輩で東京スカイツリー建設当時、東武鉄道株式会社取締役グループ事業部長として責任ある立場で活躍された方です。現在は、トップツアー株式会社代表取締役社長・東武トラベル株式会社代表取締役社長であります。新タワー事業参入までの経緯・名称や高さの決定・シャープな「そり」と柔らかな「むくり」の形状・高度な溶接技術・東日本大震災当時の工事現場・クレーンの設置と撤去方法など、興味深いお話ばかりで流石に世界一の電波塔・日本一の建造物を目指すには大変なご苦労があったと思われました。少数精鋭「ゼミの武蔵」と言われる所以は坂巻先輩のような偉大な先輩の方々のお蔭なんだと痛感いたしました。そして今後「東京スカイツリー」が電波塔・観光施設に留まらずネットワーク基地としての展開に多いに期待したいと思いました。634メートル・ムサシ。武蔵を卒業して３０年以上。栃木県で第一線で活躍なさってる方々にもお会いできて、有意義な時間を過ごさせて頂きました。心から感謝申し上げます。 【和】
写真：日光観光情報局NIKKOman「日光霧降天空回廊」より
2014年07月12日
